浦安の意味

1. 日本書紀、や、他の文献にも、日本国の、別の言い方に「浦安国」とあることから、神祇の、安寧慰撫、と国の平穏が、「浦安」に込められ、世の中が穏やかで、平和なことを、神様に祈願する事の様です。
2. 「浦安の舞」その物は、近年になり創作された舞いだそうです。
3. 1940年（昭和15年）、11月10日の「皇紀二千六百年奉祝会」、に合わせ、全国の神社で奉奏する神楽舞を、新たに作ることになり、宮内省楽部の、楽長であった人が、全国神社に伝わる、神楽舞を下地に作曲作舞したのが、浦安の舞だそうです。
4. 浦安の舞は昭和天皇のお歌

「天地（あめつち）の、神にぞ祈る、朝なぎの、海のごとくに、波たたぬ世を 」
が神楽の歌詞となっています。

5. 神社祭祀制度には、女性による奉仕に関する規定が、無かったそうです。舞の制定により、女性が神社に奉仕する機会が作られました、また、これに因って神社における神楽舞の普及に、大きく貢献したとのことです。
6. 浦安の舞は、舞姫（巫女）によって、一人舞、二人舞、四人舞で、舞われる女舞です。
7. 正式は、四人舞で、舞の前半は、扇舞で、後半は鈴舞です。
8. たつえ八幡神社で、奉納された浦安の舞いも、これに依ったものでした。