場     所、
    高知県吾川郡仁淀川町別枝、
    岩屋神社から秋葉神社周辺、
    日     時 毎年の、2月11日、建国記念日に行われます。

    秋葉祭りの由来、
    1. ”秋葉神社”は、昔、静岡県西部の秋葉山から、別枝集落の”岩屋神社”に、祭祀したのが、始まりと言われています。
    2. その後「関所番」の”市川さん”宅で祭られ、200年前に現在の秋葉神社に、うつされました。
    3. この時、年に一度、”岩屋神社”に神幸され、神幸されたご神体を”岩屋神社”から「市川さん」、「大石さん」、「ほうせんじ」、「なかごしさん」、”秋葉神社”、と一日かけて、”かんぎょ”する約束となり、現在に到っています。

    4. 秋葉祭りは、3日間に亘って、行われます、この3日目の”かんぎょ”の際に、華麗な練りが行われ、多くの人が見物に訪れ、現在まで200年以上も続けられています。

    私は徳島ですが、数年前にテレビでこの鳥毛ひねりを見ました、その時以来、時々見に来ています。私の嫁さんは高知の奈半利出身ですが、この秋葉まつりは知らなかったようです、喜んでいました。

秋葉祭りが、行われる仁淀川町について。
  1. 仁淀川町(旧、仁淀村別枝)は、高知県と愛媛県の境となる、四国山地の奥深くにあります。
  2. この時期は、雪も降り、とても寒いのですが、美しい装束の行列、華麗な鳥毛ひねりを見ようと、県内外から多くの見物人が集まります。

秋葉祭りについて、

神社周辺の略図、

  1. 秋葉祭りは、土佐の三大祭りのひとつと言われ、高知県の「無形民俗文化財」に指定されています。

  2. 驚いたのは、その人出でした、臨時駐車場の近くから、シャトルバスも出ていて神社へ行くのは大変便利でした。
  3. お祭りの圧巻は、「火事装束」の「鳥毛ひねり」です、素晴らしい物です。

練りの順路などの地図、

交通規制と駐車場、
  1. 略図と駐車許可証(無料)を、別子大橋の「秋葉祭り入り口」で、交通整理をしている方から渡してくれます。

  2. 駐車場は複数あり、満車になれば路上の片側が、臨時駐車場となります、臨時駐車場の近くに「シャトルバス乗り場」があり、数台の「マイクロバス」が、「ほうせん寺」、「秋葉神社」の参道入り口や「なかごし」さん宅、の下までピストン輸送しています。

  3. 帰りは必ず、バスを降りた所から乗って下さい、そうでないと逆の方向に行くかもしれません。

  4. 練りの順路と予定時間、
  5. 岩屋神社: 8時30分〜9時00分頃、
    市川さん宅: 9時10分〜10時00分頃、
    大石さん宅前:10時40分〜11時00分頃、
    ほうせんじ:11時10分〜12時40分頃、
    なかごしさん宅:12時40分〜13時30分頃、
    秋葉神社:14時20分〜15時30分頃、

練りにはいろんな役割の人が続きます。

    鼻 高、赤 鬼、
  1. 鼻高は、赤い天狗のような面を着けた総采配役で、油売り以外は鼻高の先を進む事はできません。
  2. 鼻高に似た格好で、鼻が高くない赤い鬼の面を付けた人が、各集落毎に2人、合計六名います。これは、悪魔だそうです。
  3. 悪魔を追い越して先に行けるのも、油売りだけです。


    油売りとは、
  4. 練りの道中には、ヒョットコや、お多福の面をつけた「油売り」が姿をあらわし、笑いを誘いながら、四手飾りと言う、防火のお守りの小さな竹の棒を売っていきます。
  5. 油売りは、練りに先回りして、沿道で練りを待つ人を、退屈させない様にする役割があり、時々甲高い声を出しながら笑いを誘います。


  6. 鳥毛ひねり、
  7. 火消し装束の若者2人が1組となり、踊りながら長さ7メートル、重さ約8キロの鳥毛棒を10数メートル先へ投げ、相手方がこれを飛び上がって受け止める、というものです。
  8. 鳥毛ひねりは秋葉祭りの圧巻で、約3キロメートルの練りの道中と、秋葉神社で披露されます。
  9. 鳥毛ひねりは雄壮華麗な物です、由来はどう言う物か調べましたが分かりませんでした。



    太鼓を担ぐ赤い狐.狛犬、
  10. 神社には、お稲荷さんには狐、その他の神社は狛犬が守っています。
    秋葉祭りには、この2者が、御神幸に従っています。



  11. 稚子行列、太刀踊り、
  12. 稚子行列は、各集落に12名づつ出て、稚児達は、鳥毛ひねりに続いて太刀踊りをします。
  13. 太刀踊りは、槍と”さいはら”(紙の飾りが付いた竹棒)、太刀を持った稚児が、それぞれ向かい合って、お囃子が終わると、ホラ貝に合わせ、向かい合った稚児同士で踊ります。


  14. 神     輿、
  15. 神輿担ぎは16名で重たい神輿(約1トンとか)を担いで回り、立ち寄り先では激しく、神輿を揺らします。
  16. 秋葉神社では、「チョーサー、チョーサー」の掛け声をかけながら激しく豪快に神輿を揺すり、何度も突入を繰り返し、ようやく宮入りをすると、見守っていた見物人からら盛大な拍手が起きます。


ここからは秋葉神社周辺、シャトルバスなどの様子です、

  1. 別子大橋を渡り、一方通行の道路を進みます。
  2. 岩屋寺の前を進むと、いくつか駐車場があります。
  3. 車は、空いている駐車場に止めます、無いときは道路の片側が「臨時駐車場」になっていますから、指定に従い駐車します。
  4. 近くの送迎バスの乗り場から、シャトルバスに乗り、目的地に行きます。

参道の華麗な、鳥毛ひねりのビデオです。


雪の秋葉神社と油売りのビデオです。

  1. この年の秋葉祭りは、天気予報通り、お昼頃から気温が下がりだし、雪空になってきました。
  2. 来ている人の中には、秋葉祭りらしくなってきた、等と言っている人もいました。
  3. 私は通行止めにでもなったら困るので、午後2時半頃に引き上げたので、鳥毛ひねりは見ることが出来ませんでした。
  4. 高速、高知道の付近は、山の上が白くなっていましたが、道路の積雪はありませんでした、無事に徳島まで帰りました。

秋葉神社の、「油売り」、「狐の太鼓」、「獅子舞」、

  1. 秋葉神社に先回りした「油売り」、「狐の太鼓」、「獅子舞」です。
  2. 「獅子舞」の後ろに続くのは天狗ではなく、説明によると「はなだか」、と言うそうです。


小雪まじりの秋葉祭り
  1. この年の秋葉祭りは、午後から小雪まじりとなりました。
  2. 昨年は、積雪で中止となりましたが、今年も、天気予報通り、寒くなってきましたが、いつも通りの人出でした。

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