1. 私の嫁さんの実家は海部郡海陽町です。実家へ帰るときは、いつも日和佐町から南阿波サンラインを通り、途中の第1展望台に立ち寄ります。
  2. 残念な事に、こんな人里離れた展望台の駐車場に、捨て猫が居ます。

  3. 私の所に、知り合いから5年間預かり、2022年6月10日に、20歳で旅立った猫が居ました、賢い猫で、僅か5年間でしたが、楽しく暮らしました。

  4. ところが2022年6月19日に、この展望台で、亡くなった猫にそっくりな1歳ぐらいの猫を見つけました。
  5. 特に目がそっくりな子猫でした。
  6. このまま、捨て置くのも忍びなく、徳島から1日おきに、1時間30分位かけて通い、餌やりをしましたが、近くまでは来ますが、警戒心が強く、そばまで来ません。

保護することに決めました

  1. 最初は餌を与えると、お腹がすいているのか、上目づかいに、私を警戒しながら食べていましたが、その内に私の手からもチャオチュールを与えると、やはり上目づかいに警戒しながらでも食べるようになりました。
  2. その後、駐車場に来て、毎回、ココちゃん、と声をかけると、茂みの中から出て来るようになりました。
  3. しかしまだ警戒はしています。
  4. それでも、これなら、なんとか保護すが事も出来る、と思いました。
  5. 何時も、駐車場への侵入道路の茂みの中に、他の猫から離れてひそんでいます、車が頻繁に通ります、このままでは危ないと思いました。

2022年7月6日、AM10時、に保護しました

  1. このままでは保護する事も出来ないので、7月4日に日和佐の農業用資材販売店のコメリで、捕獲カゴを調達しました。
  2. 2日後の7月6日の早朝に出かけ、半日かけて保護しました。
  3. 自宅へ連れ帰る途中、徳島市内の、ハチ動物病院、と言う所へ電話で診察予約を入れて立寄り、血液検査、健康診断を受け、爪切りをしました、性別はメスで年齢は1歳位と言う事でした。健康に異常は無く、寄生虫も居ませんでした。
  4. 2週間後の7月20日に、ワクチン注射をし、改めて寄生虫検査をしましたが、心配はありませんでした。
  5. この猫は、どうするんですか?、と聞かれたので、私が飼います、と答えました。
  6. 多分、随分、物好きな人も居るもんだな、と思われたかも知れません。
    物好きではなく、可哀相だから飼うのです。
  7. 予想していましたが、人間に対する警戒心が強く、全く近寄ってきません。
  8. それでも保護する前は、少しは慣れて、私の手からも、チュールを食べるまでになっていたのです、捕獲ゲージで無理に保護した為、一気に警戒心が強くなってしまったようです。
  9. 取り合えず、家から出ていかないように室内ゲージで、飼うことにしました。


保護した猫、名前はココと付けました、ゲージの中の様子です

人差し指を咬まれ、爪が剥がれました。

下の写真は、右の人差し指で、爪が剥がれてから、10日ぐらい経過しています。咬まれて約一か月です。

  1. 保護して2か月半経過した、令和4年09月06日の朝、音を立てないため、何処に居るのか分からないので、鈴をつけた首輪をしようとしたのですが、まだ早かったようでした。
  2. 物すごく暴れ、指をかまれました、人差し指の爪を突き抜けてしまいました。
  3. 皮膚科を受信しました、10日間抗生剤を飲み、1週間で爪は剥がれて取れてしまいました、約1か月、通院しました。
  4. 爪が生え変わり、完治するまで、約1年かかるそうです。
  5. 勿論、一切、叱ったりはしません、元も子もなくなります,もっと慣れるのを待つべきでした、少し急ぎすぎたようでした。
  6. ネットなどで、野良猫の扱いについて、随分調べてはいたのですが、十分では有りませんでした。

  1. その後は、閉じ込めるのはいけないと思い、ゲージの扉は、開けたままにして自由にさせていました。
  2. ゲージの中へは食事と、トイレをする時だけゲージにはいり、その後はカーテンの陰や、ソファーの後ろに入ったままでした。
  3. 私の指をかんだ、その晩と翌日の夜に、どう言う物か、夜中に小さな声で”ニャオー”と2回泣きました、何とも物悲しい、可哀そうな声でした。
  4. 私は、少しでも慣れるようにと、ゲージのある部屋で寝るようにしました。それでも夜になると、カーテンの陰から出てきて、部屋の中を歩き回るまでになりました。時には寝ている私の横を、通るまでになってきました。

不注意の為、出て行ってしまいました

  1. 令和4年09月22日(木)午前10時に、皮膚科の受信予約をしてあったので、猫のトイレ掃除、餌やりと用事を済ませ、皮膚科を受信し午前11時30分ごろ帰宅しました。
  2. 帰宅して、餌を確認したところ食べていなかったので、カーテンの外、ソファーの後ろ、など家の中を全部探しましたが、どこにも居ません。

  3. どうしたのだろう、と慌てました、思い当たる事は、多分、朝9時頃、新聞を取るために、玄関の戸を開けた時に、下駄箱の下に隠れ、そこから玄関の戸の隙間から逃げ出したようです。
  4. その時は天気を気にし足元を見ていませんでした、てっきり何時も通りカーテンの陰に居るもの、とばかり思いこんでいました。家の中を探し回りましたが、何処にも居ません。
  5. それから、人の話では、家の周囲100メートルの範囲内に居る、との事だったので、付近を探しましたが、見つかりませんでした。
  6. それから、帰って来た時の為に、玄関の外に餌とトイレを置き、玄関の戸は出入りできるように、少し開けたままにしておきました。

1度帰って来て、餌を食べていました、帰って来ると思いました

  1. それから2日後の、令和4年09月24日(土曜)午前9時頃に用事が有ったので、玄関の戸を10センチ位、開けたままにして外出しました。
  2. 午後11時ごろ帰宅したら、玄関前に置いてあった餌を少し食べ、部屋のゲージの中のトイレにウンチをして、部屋に置いてあった餌も食べていたので、「帰ってきた」、と確信しました。

  3. 翌日の、令和4年09月25日(日曜)の夜8時ごろ、玄関の中に捕獲ゲージを置き(結果的に、これが良くなかった)、屋内は薄暗くして待っていました。
  4. 午後10時ごろ、私が屋内から玄関を覗いていると、玄関前に猫が来て、捕獲ゲージ越しに首を左右に振りながら玄関の中をを覗いていました。
  5. ですが20秒ほどそこに居ましたが、ふいに居なくなりました。 捕獲ゲージを警戒したようです。
  6. 翌日は、朝から捕獲ゲージは取り除き、家の中に入って来るのを待つ事にしましたが、その後はもう来ませんでした。
  7. 捕獲ゲージ等を仕掛けたのが良くなかった。
  8. 1度は家の中まで帰ってきたのだから、家の中に入って来るのを、じっと待てば良かった。
  9. 早く保護しなければ!!、と言う気持ちだけが、先立ってしまった。

  1. その後、範囲を広げて探したが、見つかりません。
  2. 2か月半も居たのに、どうしたのだろう、もう少し気を付けてやれば良かったのに、可哀そうな事をした、と思っています、ですが、海部郡(かいふぐん)美波町、南阿波サンラインの人里離れた、駐車場に居るより、人家が有る市内に居る方が、餌をくれる人もいるだろうし、と思う事にしています。

  3. 約、20日間、50キロも離れた所に通い、やっと保護したのに、と思うと私の迂闊さが悔やまれてなりません。
  4. 年も明け、令和5年になりました、寒いのにどうしているだろう、と心配しています。

私自身は、今まであまり動物を飼おうと思った事は有りませんが、この猫を見つけた時は、ある事情が有って、どうしても保護しようと思ったのです、その為この猫が家を出て行ってしまった事が、今でも残念です、もう少し気を付けてやれば良かったのに、といまだに悔やんでいます。

Copyright (C) 、2022 、[JH5OZI] 、 All Rights Reserved、

コンテンツの、転載引用は、悪意が無い物に限り、ご自由です、

動物を捨てる事は犯罪です、


家族の
ページへ

マウスオン
背景表示

ページの上に行く

掲示板