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ペンシルバニア州・Lancaster・アーミッシュ.ツアー

ペンシルバニア州・Lancaster・アーミッシュ.ツアー
  1. アーミッシュ(英語: Amish、ドイツ語: Amische)は、アメリカ合衆国のペンシルベニア州・中西部など、カナダ・オンタリオ州などに 居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団である。
  2. 移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。
  3. 原郷はスイス、アルザス、シュワーベンなど。人口は20万人以上いるとされている。
  4. アーミッシュとメノナイトはルーテル派(ルター派)とツヴィングリ派の新教再組織から分かれてスイスのチューリッヒで生まれた一派で、のちにドイツに移住した。
  5. キリスト教と共同体に忠実である厳格な規則のある派で、創始者のメノ・シモンズの名前をとってメノナイトといわれている。

2016-05-18・ペンシルバニア州・Lancaster,PA・アーミッシュ.ツアー前半

  1. 今回は実際に参加したアーミッシュツアーの前半のレポートです。
  2. ツアー開始の2分前に到着して、ぎりぎりセーフで参加できました。
    インフォは昔、アーミシュが住んでいた家を改装しているそう。
    インフォにひよこが飼われてて可愛い。癒される〜。
    最後の1席だったみたいで、私を入れて車内は満席になりました。
    これがチケットです。ツアーと展示ブースの入場券のコンビチケット。

  3. 車内の左の座席に座って、失敗と気づきました。右側走行だから右側の席の方がきれに写真が撮れるのに。
  4. これはアーミッシュの学校。1クラス制で8学年あります。生活をしていくのに必要な英語力や農作業に有用な科学や生理学的なものを学ぶそう。
    8年で教育は終了して、洗礼を受けるかどうか個人が選択するそうです。8年以上の教育はあまりにも世俗的な知識を得る事になるという考えです。
    洗礼を受けるとは、要するにアーミッシュに入るか、入らないかを決める重要な儀式なんだって。子供達は、厳密にはアーミッシュでは無いのです。
    アーミッシュの各家庭には魚雷の様な形のものが置かれています。これは、プロパンが入っていて家庭の貴重な動力源になるそうです。

  5. 酪農や農業が主な産業ですが、意外にも専業農家は少なくて、
    ・家具を作ったりジャムやキルトを作って販売したりと兼業農家の家庭が多いそうです。
  6. ・偶然、アーミシュのバギーが横に並びました。キョドッて写真がボケてますが、雰囲気は伝わると思います。夫婦とお子さんが乗っていました。
    ・牛の他、ラクダやアルパカ、ヤギ、鹿など様々な種類の動物達が飼われています。

  7. これは、アーミッシュの教会(といっても、教会が無いので個人の家だそう)です。
  8. ・持ち回りで2週間に1回、日曜日の礼拝を個人の家で行っているそうです。
    たまたまツアー日が日曜日だったので、バギーの集合が見られました。
    日曜日は安息日なので、一切の仕事はせずに午前中は礼拝、午後はみんなで簡単な食事とおしゃべりを楽しむそうです。
    仕事をしてはいけないので、クラッカーやフルーツといったCold mealが中心の食事です。
    ・アーミッシュハウスは白を基調にした質素な外観で、カーテンは緑で統一されています。華美にならない様に、質素につつましく暮らして居る様です。
    ・こちらはメノナイト派の教会です。建物の色が白ではありませんし、駐車場に車がたくさん並んでいるので違いがわかりますね。(メノナイト派は、トップの説明を参照)

  9. これはアーミシュのお墓です。 花が飾られる事もなく、墓標には名前と生年と没しか刻まれないそうです。どれも同じ形です。
  10. またもやバギーに遭遇。日曜日でなければ、アーミッシュの人達はもっと町内を行き来しているそうです。
  11. 大抵のものは自給自足ですが、紙おむつやちょっとした生活必需品など作り出せないものは、近くのスーパーに買いに来るそうです。
    ・そして、教会の写真を撮っていると偶然アーミッシュの人が写り込んでいました。黄色でマスクしています。
    ・男性は白いシャツに黒のスーツが礼装だそうです。
    ・バギーがいっぱいあるのは、その地区の礼拝を担当する方の家ですね。

  12. そして見どころを回った後に、ツアー恒例のお土産物やに立ち寄ります。
  13. ここは、アーミッシュの人たちの副業であるナチョス、ピクルス、ジャム、手芸品などがたくさん置いてありました。
    ピーナッツバターやアップルバターは『はっ!』とするぐらい美味しかったです。
    プレッツェルにつけて食べると、格別美味しいです。欲しかったのですが、瓶詰めで重くなるのであきらめました。
    ・最後に教会や小学校の近くに来ると、道路標識が出ているのですが、そのイラストがかわいいです。
    シルエットからするとアーミシュの人たちが通るから気をつけてってことなんでしょう。

    アーミッシュの人達の生活は、厳しく、不自由だけれど、自分たちが他者に頼る事なる強く生きておられます。
    ある意味、必要なものだけで生活していてミニマリストだなと感心します。

    ツアーはこの後は、ビジターセンター横の展示施設に移ります。
    後半へ続きます。

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