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The United Kingdom イギリス

Liverpool　Merseyside Maritime Museum
    海難事故（戦争・タイタニック事故）や奴隷・人種差別

2017-06-25 ヨーロッパ編

Liverpool　Merseyside Maritime Museum・海難事故や奴隷・人種差別
  1. Merseyside Maritime Museum（海洋博物館の正式名称）に行ってきました。

  2. Titanicはアイルランドで建造された船だけど、その親会社がWhite star line社。
    3. この親会社のWhite star line社は、Liverpoolに拠点を置くCunard Line社に吸収合併されました。といった経緯で、LiverpoolはTitanicと縁があるらしい。へ〜。

  3. 悲劇の沈没事故って言えばTitanicが思いつくけど、他にも不幸な事故に見舞われた船はたくさんあります。
    4. Lusitania号もその一つ。（←私も初めて知った。）
    第一次世界大戦中にドイツ軍のUボーとの攻撃で沈没してしまった。本当に悲劇。
    このLusitania号もCunard Line社の船で、展示コーナーも充実してました。
    亡くなった乗客の一人ひとりの情報を見ることができます。

  4. 途中で-Uboatの写真を見かけたので、てっきりこの人が撃沈命令を出した指揮官かと思ったけど、違う人物でした。
    5. どういった人物なのか知りたかったのでWiki先生に聞いてみました。
    https://en.wikipedia.org/wiki/Walther_Schwieger てか、この指揮官も1917年に享年32歳で亡くなっちゃってる。これが戦争か (´д｀；)

  5. Cunard Line社はイングランドのFlag Shipである、Queen Elizabeth号を建設したという大手の船会社です。
    6. Queen Elizabeth号建造した会社だけあって、船で使われていた豪華な食器類など展示がたくさん。は〜ため息でちゃう。こんな貧乏旅行者には無縁だよ。

  6. 船員さんの制服。かっこいいね！

  7. これ映画で見たことがあります。昔の船の舵？って言うのかな。

  1. で、お待ちかねTitanicコーナー。
    2. これを見るために、わざわざLiverpoolまで来たのだ。

  2. オリンピック級の巨大豪華客船。
    姉船のオリンピック号よりも、少し豪華な作りだったらしい。
    3. スイートルームがあったらしく、映画Titanicのローズの婚約者が宿泊してたという設定の部屋がそうらしい。もう一回、映画を観てみよう。

  3. これ、気になった表記。2等航海士のDacidさんがうっかり双眼鏡をしまった箱の鍵をもって降りちゃったみたいに描いてあった。
    4. こんな書き方したら、沈没の大きな原因が『双眼鏡がなかった』って思われちゃいそう。
    双眼鏡が無い→氷山発見が遅れて衝突→沈没って繋がっちゃう。
    100年以上も前に起こった事故だし、いろんな憶測、推測、陰謀説まであるから何が原因かなんて明確には言えないけど、もう少し公平な書き方しないとね。
    処女航海だったし、みんなあたふたしてたのは想像できる。うっかりミスが出やすい状況だったのでしょう。まあ、タイタニックの沈没の考察は他の人たちに任せて。
    Titanicの悲劇的な運命にも惹きつけられるし、やっぱり私は大好きな映画。（当時の）レオ様、最強に男前だしね。

  4. で、タイタニックの救命胴衣。以前、ワシントンDCのスミソニアン博物館でも見たことがあります。

  5. こっちは、沈没したTitanicから引き上げられた備品。
    6. すごい衝撃で海底にぶつかったであろうに、きれいに形が残ってますね。海底3000mだよ？どんな速度で沈んでいったんだろうね。

  6. 最後にはボトルシップがたくさん飾られてた。
    これ作るのって、根気と忍耐が要求されるよね。
    7. 飽き性の自分には絶対に無理。ジグソーパズルも苦手。てか、仕上がったこと無いや。

  7. 下層は海洋関連の展示、なぜか上層は奴隷関連の博物館でした。

  1. 上層は奴隷関連の博物館・暗い内容が続く施設です。
    2. 想像するだに恐ろしい刑罰です。本当、悪趣味だな〜。どうやったら、人間を効果的に痛めつけられるかって計算されてる。

  2. アフリカのプランテーション？の模型。ここまで見学してきて何故、ここで奴隷関連なのか気になった。
    3. で、答えはこれ。第二次世界大戦前後から、ヨーッロッパ列強はアフリカの大地を蹂躙したわけだ。その、償いというか、反省の意をこめた展示なのでしょう。

  3. みてて、これ見た〜。タンザニアのザンジバルシティにあったSlave Lodgeの奴隷像。

  4. 有名なKu Klux Klan（白人至上主義の共振団体）の衣装。創設は1866年。意外と古いのね。
    5. 初めて見て、ちょっとテンションが上がった。本当にネックレスってしてたのかなぁ。いろんな拷問道具を思いつくから、ネックレスも思いつくだろうね。

  5. これまた悪趣味な写真。プランテーション会社Staffが撮影したクリスマスカード代わりの写真。
    6. 奴隷達のお腹にMery Christmasってかいてある。
    クリスマスってキリストの誕生日だよ？聖なる日だってわかってる？こいつらはクリスマスの意味も要らないアホだ！
    黒人達はその後、人権運動を展開。
    これ、歴史的な写真。キング牧師とマルコムXのツーショット。
  6. 目標や理念が一致しなかった2人は、個々に人権運動を展開することになるんだよね。2人とも暗殺されてしまったけれど。
    7. （目指すところは同じだったともうけど？？）
    知識が増えて楽しかったけれど、沈没とか奴隷の暗い過去なんかでずんやりした気分で見学を終了。
    本当、見ごたえのある博物館でした。
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