Stairs to the world

ニュージーランド南島・カイコウラ

カイコウラ
  1. カイコウラ(英称:Kaikoura)は、ニュージーランド南島・カンタベリー地区北東部、東海岸に面したカイコウラ半島に位置する港町、漁村。
  2. ニュージーランド国内ではホエールウオッチングを体感できる観光地として有名な町である。
  3. 人口は3,621人(2006年)。カイコウラはマオリ語で“クレイフィッシュ(イセエビの一種)を食べる”(Kai=meal/food, Koura=cray fish)を意味する。

2016-04-11 カイコウラ1日目・ ファイフハウス見学。

  1. 前回にも少し触れたファイフハウスについてのレポートです。
  2. i sightから徒歩30分ぐらいかければ歩いてもいけますが、レンタサイクルの方がベターです。半島は風が強いので防寒しっかりね。
  3. ファイフハウスの外観、ピンクの建物でかわいいです。
  4. ファイフさんの家なのでファイフハウスと呼ばれているのですが、
    代々捕鯨をしていた家系が住み続けていたそうです。
    ここ、カイコウラも自分たちの血液、血統をとても大切にする風習があり、家系図の紹介などもされていました。
  5. 入場料10N$、受付のおばちゃんがフレンドリーで、クジラや捕鯨に興味があるとわかると、館内の案内をしてくれました。 (o'∀’o)
  6. ファイフハウスの土台はクジラの骨でできているのですが、 この背骨の骨を地面の土台において、その上に柱が立てられています。
  7. 背骨は、大きめのビーチボールぐらいの大きさ(←わかりずらいですね)約40センチぐらいです(←シンプルな説明です)。
    手にとってみて、とっても軽いので驚きました。(‘ω'o)
    空洞がたくさんあって、軽くなっているそう。そりゃそうだ、中がぎっしりつまっているとそれだけ浮力が弱くなるものね。
    実際に触る事ができて貴重な体験です。
  8. この瓶に入ったのは、マッコウクジラから採取した鯨油です。
  9. 昔は、燃料やランプ油に使ったり、精製して香水がわりにも使っていたそう。
    試しに嗅いでみました。懐かしい和蝋燭の匂いです。新しい蝋燭(白くてコンビニでもおいてあるようなやつ)ではなくて、古い蝋燭の匂いでした。
  10. これはクジラのひげです。 ブラシに加工したり、女性用のコルセットにしたりなど用途が多彩。
  11. ここで、他のお客さんが来てしまったの受付の方とはお別れで、自由に見学です。
  12. ハウスの中にも入れます。
  13. 中もピンク色なのですが、 これは塗料にもクジラの成分を使っているのですが、化学反応を起こしてこんな素敵なピンク色になると後で教えてもらいました。
  14. 次に、博物館あるあるのジオラマコーナーです。
  15. クジラを捕らえにレッツゴー。
    採ったどー。
    持って帰るぞー。

  16. さらに精製して。。人間の日用品に加工。と、こういった流れのようです。
  17. 1980年ぐらいまで、その末裔の人たちが住んでいたようで、家具や調度品も大切に保管されています。
  18. 2階は小さな寝室が3部屋ぐらい作られています。そして、この写真は歩きかたにも載っていますね。こじんまりとしていて、居心地が良さそうです。

  19. 何気に松葉杖がおいてあったりして、
    白鯨のエイハブ船長を連想させます。
  20. 興味のある私には10N$でも安いぐらいです。
    興味のない人には、ふーんぐらいだと思います。。。とっても、楽しい博物館でした。
  21. ここからオットセイのコロニーまで徒歩で行く事ができるのですが、さすがに長距離を歩いたので断念して、おとなしく宿に帰りました。
  22. 明日にリベンジ。。。

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2016-04-12 ・カイコウラ2日目・ホエールウォッチングに参加。

  1. 念願のホエールウォッチングの日を迎えました。
  2. カイコウラの近海は、クジラたちが子育てをするのに適した海域だそう。
  3. また、海底は渓谷状なっていて、多彩な生き物たちが住んでいます。
    実際の予約や他の情報は最後にまとめますね。
  4. 私のツアーはチェックイン7:45分です。
  5. 昨日の徒歩15Kmがこたえたので、文明の利器をお借りすることに。
    1日10N$。この旅、徒歩、バス、船に次ぐ新たな交通手段となりました。
    中高の頃って、どこまでも自転車で行ってたけど、久ぶりに乗るとおしりが痛いです。 途中で立ちコギ(←若いね〜でも40歳です。)したりして、除圧。

  6. 朝日は雲に隠れてて見えませんでしたが、 前日の嵐のような天気とはうってかわって風がゆるい。
  7. あっちゅう間に着いたので、1つ早い便に乗る事ができました。

  8. 待合室でビデオをみたり、お土産物やを覗いたり。。。
  9. へへ、この日のためにトラベルミンを準備したんだ〜(*´∀`人) ♪
  10. と袋を取り出したら、なんと痛みどめではないか。
  11. 同室の人を起こさないように、暗闇の中、手探りで準備したので違う薬持ってきてしまった。
    私のばかばか、大馬鹿者!!(PД`q ) と後悔しても仕方ない。
    受付のおばちゃんに聞いてみると、酔い止めは処方箋薬なので置いていない、ハーブの酔い止めのサプリ(←そんなんあるんか?)ならあるそう。 3N$払って購入です。怪しげな何もかかれていない、白いカプセル。
    もともと、船酔いはしないのですが、昨日が嵐のような高波だったので飲んでおきたかった。
    精神的なものもあるので、自身の無い人は飲まないよりかは飲んだほうがいいと思います。ちなみに、船で隣になったおばちゃんは吐いてました。
  12. オフィスはカイコウラ駅のすぐ隣です。というか同じ敷地。
  13. ニュージーランドは車、バスがメインなので、鉄道駅は閑散としている印象です。
  14. ワイルドなラゲッジスペースがあります。

  15. チェックイン後に、このシャトルバスで船着場まで7分。
  16. これが船です。3台ぐらい保有してて、フル回転で動かしているみたいでした。
    満席ではなく、空席もありましたが、限られた旅行の方は事前の予約がベターです。
    入って、元気なマオリのにいちゃんの説明を聞きます。
    クジラのエリアまでは、波が高いので座っててくれと、説明を受けました。
  17. 動き出して納得。まるで、3Dのアトラクションのような激しい動きです。
  18. 一瞬自由落下の様な状態にもなります。それが、クジラエリアに入ると、とたんに波がしずかになります。
  19. 船長さんが、ソナーで海底をさぐります。
  20. この辺だとあたりを付けた部分にちょこちょこ移動。
    そして、待つ事たったの10分でマッコウクジラA(1頭目)に遭遇です!!
    あれれ、以外と小さいな。。。が第一印象です。
    白鯨のイメージがでかすぎて、怪物をイメージしていたのですが、そんなわけはありません。あれはフィクションですから。
    しかも、海面から出てる部分しか、私たちには見えないので、よけいに小さく感じるんですね。
    ゴージャスなヘリとか遊覧飛行なら上からよく見えるでしょうね。
  21. ちょっと大きさを比較できるかも、他の船と撮影。 クジラAが手前にあるので、実際より大きく写っていますが。
  22. 大きいとか小さいとか関係無い、いいのいいの。憧れのマッコウクジラAに会えたのだ〜ヾ(´∀・`*)ノ
  23. 突然、ガイドのにいちゃんが『Tail,Tail』と教えてくれます。
  24. そして、これ。
  25. 完全に写真のテクニックが欠けている。
  26. 仕事でいやっちゅうほど写真とってきたんですけどね。
    これなんか、見た目アザラシだよ。
    潜ってしまうと、40分ぐらい潜行するのでマッコウクジラAとはさようならです。
  27. そして、さらに待つ事15分で、マッコウクジラBに遭遇。
  28. すごい、ラッキー。
    ホエールウォッチングなんて、数時間かけても1頭も見えないんだろうと踏んでいたんですけど、良い方向に期待を裏切られました。 マッコウクジラBはお顔(と私は思いたい。)が見えました。
    マッコウクジラはナポレオンフィッシュのように、おでこが出ているのが特徴です。
    ザトウクジラとか、シロナガスクジラとはちょっと骨格が違うのです。
    豪快な潮吹きも何度も見れました。
    そして、おきまりの『Tail、Tail』と教えてくれます。
  29. この写真はクジラっぽいです。
  30. マッコウクジラを堪能した後は、船長さんがイルカの遊泳スポットに連れて行ってくれました。
  31. 同室の人に聞いてみると、イルカスポットには、いかなかったそう。
  32. タイミングとかもあると思います。
    イルカは無数にいます。
    中には活きのいい奴がいて(黄色矢印)、ぴょんぴょん跳ねてます。
    よく、ドキュメンタリー番組で船に並走するイルカの映像が流れますが、本当にそんな感じです。

  33. 最後に、スタッフの方にたのんで一緒に写真を撮ってもらいました。
  34. ★今日のまとめ★
  35. ・カイコウラのホエールウォッチングは遭遇率が高いです。
    ・天候により欠航になります。
    ・欠航になったら、他の日や便に振り替え可。
    ・私は3日余裕をもたせて、一番天気の良い日に予約。
    ・成人130N$、チェックインからオフィスにもっどってくるまで3時間超。
    ・予約はオンラインからもできます。日程と時間を選択して、クレジットで支払いが可能。
    ・チェックインタイムとボーダーリングタイムが違ってややこしい。
    ・早めの便に空きがあれば、振り替えてもらえる。
    ・船酔いしやすい人は酔い止めを準備した方が良い。
    ・遭遇できればシャッターチャンスはたくさんある。

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