Stairs to the world
メキシコ・メキシコシティ・テオティワカン遺跡
テオティワカン遺跡
- テオティワカン (スペイン語: Teotihuacan) とは、メキシコの首都メキシコシティ北東約50キロの地点にあり、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡。
- 当時のアメリカ大陸では最大規模を誇り、メソアメリカの中心的都市として機能していたおうです。
- テオティワカン人の宇宙観、宗教観を表す極めて計画的に設計された都市で太陽のピラミッド、月のピラミッドそして南北5キロにわたる道(死者の大通り)が基点となり各施設が配置されている。
- この都市で祀られた神々は、農業・文化と関係深いケツァルコアトルや水神トラロック、チャルチウィトリクエ、植物の再生と関係あるシペ・トテックなどです。
2016-09-14・メキシコ・メキシコシティ・テオティワカン遺跡
- 今日は、メキシコ観光も実質、最終日。
スケジュールは、最後の最後に目玉のテオティワカンを持ってきました。
行き方は最後にまとめます。
- このテオティワカン、本当に広大。だだっぴろい遺跡の中に、ぽつんぽつんと神殿が並んでいます。
テオティワカンの入場料60M$。チェチェンイッツァやウシュマルに比べると、なんと良心的な値段なんだろう。
バスから降りて、Puerta3から入場しました。
- これは、エントランス。切符切りの兄ちゃんに博物館は見応えがあるから、ぜひ行ってねとアドバイスをもらいました。
当然、行きますとも!!
- 入るとすぐにジャガー神殿という観光の目玉に出くわします。巨大迷路な感じ。
- つぎはケツァルパパロトルの神殿で、この神殿には当時の色彩が残されています。
ケツァルパパロトルって鳥なんだけど、ケツァールの事なのかしら?
そして、レリーフ自体も立派。
順路として、ジャガー神殿→ケツァルパパロトルの神殿→月の神殿の順番に見学することになりました。
- 月の神殿が見えてきたよ。
タブータブレロ様式の月の神殿。
このタブータブレロとは、階段ー平坦ー階段ー平坦の繰り返しで建設された建造物のこと。段々になっているのがわかると思います。
死者の道と呼ばれる中央の大通りは完全に修復されています。
両側に神殿がずらりと並んでいますね。
- 月の神殿に上ってみました。急勾配だし、一段一段が高いので、ゆっくり慎重にのぼります。
手すり代わりのロープがあるので、しっかり握りしめます。
頂上からの写真。遠くに太陽の神殿が見えています。
快晴で、清々しい風景です。
- これは、死者の道沿いの神殿にあった、壁画。
ジャガーの足ですが、3本足しかありません。描き忘れたのかな?
- 月の神殿よりもひとまわり大きな、太陽の神殿。こちらも、最上階まで登ることができます。
でかいし、高いし、頂上が遠い。。。
みなさん、巡礼者の様に、一列で上っています。かなり、きついので途中で休憩を入れつつ、ゆっくり登ります。そして、めまいと、頭痛が。。。
ひょっとして標高の高い場所で、こんなのに上ったからか?
- 頂上からの眺め、Puerta1、南の方向です。
こっちは、月の神殿の方向。午前中に入場したので、観光客はまだ少ない方。
観光地あるあるで、ツアー客が到着し始める10時ぐらいから混んできます。
せっかく登ったけど、ずっと居てもしょうがないので降りて、博物館に向かいます。
- 博物館のエントランスには、見事なイラストが。詳しく無いけど、オルメカ風とアステカ風のデザインはわかった。
博物館は、入場料に含まれています。
- アステカ風の3本足の土器
これこれ、有名な像ですね。ぽつねんとした、遠くを見ている雰囲気に萌え萌えです。
おみやげで、この石像があったら欲しいくらいのお気に入りです。
- テオティワカン遺跡の再現模型。これも、遺跡あるある。遺跡のエントランスなんかに、こんな模型が良く置いてありますね。
これは、イケニエか墓地に埋葬された人。イケニエの頭蓋骨の周囲には、下顎の骨が、まるで首飾りのように並べられています。こんなの初めて見た。
- 石仮面たち。まぶたがぽってり腫れてます。
博物館はちょうど、遺跡の真ん中ぐらいにありますが、この時点でかなり消耗してます。
シティ行きのバスはPueruta1の前に到着するので、とりあえずPueruta1に向かいます。
- 途中のケツァルコアトルの神殿は消耗が激しかったので、遠くから写真を撮るだけ。
見学時間は2-3時間ぐらいかな?
月の神殿、太陽の神殿は、レリーフとかも無いので、つまらん。
私には、ジャガー神殿やケツァルパパロトルの神殿の方が、レリーフもきれいだし色彩も残されてて、見応えがあります。
- 遺跡の中は売店は数件。道端でお土産物やさんが、土産物を売っているけど、飲食物は売っていません。大量の飲み物は必須。そして、日陰が無いので、帽子と日傘、サングラス、日焼け止めも準備した方がいいですよ。
- ★テオティワカン遺跡への行き方★
メキシコシティの北バスターミナルからテオティワカン行きの路線バスが発着します。
正面入って左の方に行くと、バスのチケットカウンターがあります。
メトロから出てきて、直進。正面から建物に入って、左の端っこです。
わかりにくいけど、看板にテオティワカンのイラストが描かれています。
バスは20分に1本と頻発してて、所用1時間ぐらい。
- これがバスのチケット。のんびり朝ごはんを食べていたら、出発時刻を過ぎてました。
20分に1本と頻発しているのに、時刻表で管理する必要があるのかが疑問。
運転手さんが、親切にも次のバスに乗せてくれたけど、チケット購入の時には時刻を確認しないと、直近のバスの切符を売られます。
- 途中で何箇所か停車する普通の路線バス風なので、降りるタイミングが難しい。
運転手さんに『Entrada de Ruin?』を連呼して、降りる場所を教えてもらいました。
入り口には係員がいるので、どこに帰りのバスが来るのか確認してから見学を開始しましょう。
- 歩き方にはPuerta1に到着と書いてあったけど、私が行った時にはPuerta3に到着していました。
死者の道を南方向に見学をすすめて、Puerta3から帰りのバスに乗りというルートです。
バスは片道46M$、往路はバスターミナルのチケットカウンターで購入。
復路は運転手さんから直接、購入しました。
テオティワカンの感想として、正直、つまらん。世界遺産に向かって、つまらんとは何たる言い草かと思うけど、これが正直な意見。
ジャングルあり、木々あり、川あり、セノーテありのチェチェンイッツァやウシュマルに比べると、面白みに欠ける。
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