Stairs to the world

ボスニア・ヘルツェゴビナ

ボスニア・ヘルツェゴビナ
  1. ボスニア・ヘルツェゴビナ 移動・交通

2017-08-25 中欧編 Bosnia-Herzegovina・Sarajevo
 Belgradeからのバス移動。 ボスニア・ヘルツェゴビナ 移動・交通
  1. 中欧のBosnia-Herzegovina編(以下、BH)に入りました。
  2. バルカン半島には国が密集してて、とっても複雑な歴史を持っています。
  3. BHについての基礎情報から。
  4. 社会の教科書みたいな内容になってます。
    国名 Bosnia and Herzegovina
     ボスニア・ヘルツェゴビナ『共和国』は国名につきません。
  5. これ国旗。長方形だけど、横が長めでおもしろい形。
  6. 逆三角形の黄色は国土の形を反映してるそう。
    青と黄の下地に星マークというデザインは、BHが加入を目指しているEUにちなんだデザインだそう。(EUも問題山積だと思うけど。)

    *面積 5.1000Km2 四国の約4分の1。小さい。
    *人口 353万人 日本=1.27億人、徳島県=79万人、香川県=100万人

    *地方行政区分
    1つの国だけど、
    @ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦(以後、連邦)、
    Aスルプスカ共和国(以下、共和国)、
    Bプルチコ行政区(以下、行政区)の3つに分けられます。
    各地区に独自の議会があったり、民族主義が残っていたりと統一した国づくりが難しいそう。
    BHの首都のSarajevoはスプルスカ共和国の領域に入っています。

    *民族構成
     連邦:クロアチア人、ボシュニャク人(イスラム教に改宗したスラブ人)が中心
     共和国:セルビア人が中心
     行政区:セルビア人、ボシュニャク人ほぼ同数。クロアチア人10-20%って感じ。
    民族分布はこんな感じ。緑=ボスニャク人で連邦に多く住んでて、黄=セルビア人。
    *宗教
    ボシュニャク人=イスラム教
    クロアチア人=キリスト教
    セルビア人=正教会
    *一人当たりGDP 4,308USD 104位 (日本 38,917UDS 22位)
    *通貨 兌換マルク(KM、マルカ)1KM=0.5€ 2KM=1€。固定のレートで両替しやすいです。

    *治安 今更気づきましたが、危険情報出てました。
    過去の紛争で埋められた地雷が、黄色エリアで埋まってる可能性があるんだって。
    そして、当時の重機や爆弾を利用した強盗事件や爆弾事件が起こっていたそう。知らなかったとは言え、こわい話ですね。
    さてBHがだいたいどんな国かわかった所で、移動のレビュー。この移動日にも、自分にとって初めての体験が待っていました〜。

    早朝6:15のバスに乗るために5時に起床して、静かにチェックアウト。オートロックだから出るのは簡単。
    ささ寒い!訪問当時、4月の下旬で10度以下。バスチケット購入時にもらったトークンでバス乗り場に入ります。
    6:00時にバスはピットイン。60ディナール払って、荷物を貨物室に入れて出発。 トイレが付いていないバスなので、数時間に1回ぐらい休憩がありました。

    走る事30ですっかり田舎の景色に変化。こういった景色良いよね〜。太陽と共に、気温もぐんぐんUp。

    走る事3時間で国境到着です。
    Maps.meで確認したら、Karakajという村で越境です。

    別にバスを降りる事もなく、運転手が乗客のパスポートを回収してスタンプをもらってきてくれます。
    パスポートを他人に渡すって、居心地が悪い。越境の度に繰り返したけど、絶対に慣れない。空港の係員に渡すのも、ソワソワする。
    返却時に『Miyazawa Rie(仮名)!!』って名前よばれるんだけど、くすっと笑われたりと変な空気が流れる。
    運転手さんがパスポートを手渡してくれる時もあるし、バケツリレー方式で前方からパスポートが流れてくる事もある。
    このパスポートリレーっ、平和な風景だな。

    小さな、町や村を抜けて、一路山に入っていきます。そして、山の上で、残雪に巡り会いました。
  7. 順調に行けば7時間?ぐらいで、サラエボに着くはずだけどトラブルが発生。ストライキです。
  8. 過去に熾烈な紛争が起きた場所なので、ストライキには出会いたくなかったのですが、しょうがない (;゚ェ゚;)。
    労働者が賃金未払いに対抗して道路を封鎖しただけで、小競り合いがあるわけでも、火炎瓶を投げたりするわけでもない。
    足止めをくらった通行人は、近くのレストランでビール飲んだり、おしゃべりしたりと平和なデモ。

    私も運転手さんに『ご飯でも食べてきたら?』なんて言われた。
    いや〜置いてかれたくない (´ ’ω' ) 。パン屋さんでパンを買ってきて、車内で1時間ぐらい昼寝。ここで、BHのマルカをGet。
    1時間ぐらいで、ストライキは解除されました。ストライキって長期旅行あるあるだったけど、私には初めてでした。
    予定より1-2時間ぐらい遅れたけど、無事にサラエボの『東バスターミナル』『共和国側バスターミナル』に到着しました。

    で、ここで問題が。
    この共和国側のバスターミナル、近くに両替とか銀行、ATMがなくて不便なのです。
    到着してもすぐにマルカが入手できないって有名な話。私は、バス移動の途中の休憩時にマルカをGetしました。
    BHでは意外と€が使えるので、€を持ってたらマルカは楽チンGetできると思いますよ。
    原っぱにある、共和国側バスターミナル。107番のバスが既に待ってて、乗り込みます。
    (1回1.8マルカ)この107番のバスは川の南側を川沿いに走ります。
    今後、中欧でローカルバスに乗りまくるけど、BHのバスのチケットはしっかりした紙製でした。
    バスは年代物風だったけどね。。。
    Sarajevoではグーグルマップの路線検索も使えました。
    時刻表はあてにならないけど、バスの番号とかバスの頻度を事前にチェックしておくと、市内までの移動はそれほど難しくないと思います。

上に戻る ボスニア・ヘルツェゴビナの旅のメニューへ


TOPへ戻る

背景だけ
表示する